診療内容一覧
プラセンタ
プラセンタとは胎盤(たいばん)の事です。胎盤から有用成分を抽出したプラセンタ製剤には、多種多様な成分が含まれています。
医療用に使われているプラセンタ注射薬は、メルスモンとラエンネックの2つの製剤が厚生労働省で医薬品として認められています。いずれも日本国内の産婦人科で健康な母親から正常分娩で生まれた胎盤を使用して作られたものです。
更年期症候群に対するメルスモンは保険適応可能なこともありますが、その他は自費診療になります。
自費診療は保険診療と同日に行うことができません。
効果
肝機能の強化、肝機能障害の改善、自律神経調整作用、
免疫賦活作用、抗アレルギー作用、活性酸素除去作用、
疲労回復作用、血行促進作用、貧血改善作用、
抗炎症作用、美白作用、保湿作用、
などがあると言われております。
投与方法
皮下注射です。基本的には腕に注射をします。
薬剤の性質上、内出血が残りやすい場合がございます。
ラエンネック
当院では、保険診療での接種を行っておりません。
肝組織を修復することで肝機能の改善を期待できます。
疲労回復、二日酔の改善、肌のハリ・ツヤの改善などが期待できます。
メルスモン
更年期症候群の治療に用いられております。
45~55歳の方ですと、保険適応となる可能性があります。詳しくは、「更年期症候群」のページをご覧ください。
ホルモンバランスを整え、イライラ・関節痛など更年期様症状の改善が期待できます。
価格
メルスモンとラエンネックは同じ値段です。
| ラエンネック1A | 1650円 |
| ラエンネック2A | 2420円 |
| メルスモン1A | 1650円 |
| メルスモン2A | 2420円 |
| 初診料 | +550円 |
プラセンタの注意点
プラセンタはヒト胎盤由来の原材料とした医薬品です。ウイルスや変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)等の伝播のリスクを完全には否定できないことから、メルスモン及びラエンネックを使用した方は、献血ができなくなります。
製造工程では厳重な対策がされているため、メルスモンは1956年、ラエンネックは1974年に承認された医薬品ですが、発売以来、本剤による感染症の発生報告はありません。
初回投与時に同意書へのサインをお願いしております。
診療時間

土曜日・日曜日・祝日は休診日です。
手術は事前の受診及び予約が必要です。
