子宮頸がんワクチンとは
子宮頸がんワクチンとは、子宮頸がんなどの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチンです。
2023年4月から9価の「シルガード9」が接種可能となりました。
9価ワクチンについて
厚生労働省ホームページhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/hpv_9-valentHPVvaccine.html
2023年4月から9価の「シルガード9」が接種可能となりました。
もともと接種を行っていた、ガーダシルは4価のワクチン(4種類のウイルスに効果がある)ですが、シルガード9は9価のワクチン(9種類のウイルスに効果がある)です。より、子宮頚癌の予防効果があるとされています。
基本的に、15歳未満は2回接種、15歳以上は3回接種です。
定期接種の対象者は、小学6年~高校1年以下です。
現在お手持ちの接種券及び予診票と、新しい接種券及び予診票を、医療機関で交換して接種可能となります。
2024年9月末で当院での交換は終了しました。交換が必要な方は市役所での手続きをお願いします。灰色の接種券及び予診票は当院で使用可能ですが、オレンジ色の接種券及び予診票は市役所での交換が必要です。
11桁のID番号が必要になります。接種券が届いた封筒に記載されています。
分からない方は、事前に市役所へ電話(0848-67-6061)でご確認ください。
すでに、ガーダシルを接種開始されている方は、基本的にガーダシルを3回とも接種してください。
ガーダシル接種後シルガード9を接種する交差接種を希望される方は、事前に市役所でクーポンの交換をしてください。
費用
小学校6年~高校1年相当の女子 は定期接種(公費接種)のため無料です。
【キャッチアップ】
・平成9年度生まれ~平成17年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2006年4月1日)の女性(※1)で、2025年3月31日までに1回目接種を終了している方。
詳しくは厚生労働省ホームページを参照してください。
接種間隔
【シルガード9(9価)】

※1: 1回目と2回目の接種は、少なくとも5か月以上あけます。5か月未満である場合、3回目の接種が必要になります。
※2・3: 2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※2)、3回目は2回目から3か月以上(※3)あけます。
【ガーダシル(4価)】
3回の接種が必要です。
2回目は初回から2ヶ月後(最短1か月)、3回目は2回目から4ヶ月後(最短2回目から3ヶ月後)接種を行います。
予約
ガーダシル(4価)接種希望の方は、ご予約ください。シルガード9(9価)を接種希望の方はご予約の必要はございません。
よくある質問
Q1.男子ですが接種できますか?
A1.男子には助成がありません。9歳以上で、ガーダシルを16,500円で自費接種可能です。
Q2.接種対象年齢を過ぎてしまったが接種したい。
Q2.自費であれば接種可能です。ガーダシルが1回16,500円、シルガードが1回27,700円になります。3回接種が推奨されていますが、自費ですので2回接種でも対応させていただいております。
関連サイト
厚生労働省 ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~
リーフレット(概要版)
リーフレット(詳細版)
診療時間

土曜日・日曜日・祝日は休診日です。
手術は事前の受診及び予約が必要です。
